旅テク・旅ばな・旅心

旅のエッセイストとして、日本国内や世界各国への旅をもっと楽しく便利にするアイデア・情報・経験談などをご提供します。いっしょに充実させていきましょう!

カフェ・ハヴェルカ@ウィーン

世界の文人たちのメッカ

 

私たちは、フランツ・カフカの調査がらみで訪ねてみました。

 

シュテファン大聖堂近くの裏通り

グラーベン通りにあるグラーベン・ホテル

 (まんま過ぎますが)

f:id:cosmosetter:20160908005601j:plain

ここに、ペーター・アルテンベルクという

実にユニークな作家が住んでいました。

カフカやマックス・ブロートともお友達で、二人はプラハからウィーンにくると、彼の部屋をよく訪ねていたそうです。(と刻まれたプレートbyドイツ語⇩)

 

f:id:cosmosetter:20160908014251j:plain

この向かいにあるのが、

かの有名なカフェ・ハヴェルカ。

開店当時から芸術家たちが集うサロンに。

壁に展覧会やコンサートなどの宣伝ポスターが張られ、文化の情報センターの役割も。おかげで、世界各国からウィーンを訪れた芸術家だけでなく政治家なども、ここに立ち寄るように。

誰の言葉だか不明なんですが、

「家にいなければ、ハヴェルカにいる

 ハヴェルカにいなければ、ハヴェルカに向かう途中」

といわれるほどだったとか。

 

f:id:cosmosetter:20160908010153j:plain

私たちは、

夜九時、

ちょうど名物の「ブフテルン」と呼ばれる

ボヘミア(初代ハヴェルカさんの故郷)生まれの伝統菓子が出来上がるころ訪問。

f:id:cosmosetter:20160908010414j:plain

創業以来の古色蒼然たる渋い店内の壁際のフックにコートをかけて、

すすけた天井の下のコジンマリとした椅子に座り、

定番のメランジェとブフテルンを注文。

 店を切り盛りする陽気なお兄さんも、

「ちょうど出来だちだからぜひどうぞ♪」とお勧め。

英語がとても達者で、

経験上?作家という人種を嗅ぎ分ける鼻がきくようで、

注文時からすでに(画家にして作家でもある)徳川安和氏にあれこれ話しかけては

からかうことしきり。

おかげで、意外にも明るく楽しい夕べを過ごせただけでなく、

素敵に充実した取材ができたようです。

 by 徳川マリア